毎日を面白がるために、「困ったら誰かが助けてくれる」と思える社会を作る


面白がるを理解する前は、ただ「勉強」していた。経済学もプログラミングもデザインもビジネスも、全部自分でできないといけないと思っていた。面白いから学んでいた気持ちも少しあったけれど、もっと分厚い「やらなきゃ」という気持ちがそれを覆っていた。

「全部できるようにならなきゃ」と思ってしまうのは、「いざとなったら自分でやるしかない」と思っているからだ。「困ったら助けてもらえばいいや」という発想が無いからだ。「助けてもらえる」と思ってないからだ。

本当に面白がるためには、まずそこから初めなくてはいけない。困ったら誰かが助けてくれる。「やらなくちゃいけないこと」なんて人生にひとつもない。自分がやりたいからやるだけ、面白いと思えるからやるだけ。

全部一人でやろうとして中途半端になるよりも、得意なことでお互い助け合えたほうがずっといいに決まってる。困ったら助け合える友達が、あなたにはすでにいるかもしれない。

あのときの自分が素直に「面白がる」をやれるように、自分の子どもが楽しく「面白がる」をやれるように。そしてなにより、自分自身が毎日を面白がるために、「困ったら誰かが助けてくれる」と思える社会をぼくは作りたい。

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